冬至の養生法
冬至の養生法:寒さに負けない健康を作るために
冬至の日は一年で最も夜が長く、中医学では最も「陰気」が極まると考えられています。同時に、「陰極まれば陽に転ずる」という言葉通り、冬至を境に少しずつ陽気が増し、運気が上昇する時期でもあります。とはいえ、冬本番となり、寒さが増すことで体に負担がかかりやすく、特に心臓に負担をかける時期でもあります。胸の圧迫感や不安感が強くなることがあるかもしれません。心疾患のある方や高齢者、肥満、睡眠不足の方は、寒暖差による体調の変化に注意が必要です。
冬至の養生法:「補陽益腎」を意識する
冬至の養生法のポイントは「補陽益腎」です。陽気を補い、腎を守ることが大切です。寒さから身を守るためには、暖房で部屋を暖かく保ったり、寒暖差による心臓への負担を減らす工夫が必要です。例えば、肌をさらさないようにしたり、湯たんぽを使うこともおすすめです。
飲み物の取り扱いに注意
身体を温めようと温かい飲み物をたくさん飲んでも、最終的には身体の熱を奪い、逆に冷えを引き起こしてしまうことがあります。そのため、飲みすぎには注意が必要です。温かい飲み物を適量に抑え、体温を保つよう心掛けましょう。
楽しむことも養生
とはいえ、楽しむことも養生の一部です。飲み会や友人との交流を楽しむことも、心身の健康に良い影響を与えます。たまの飲み会を心から楽しむためにも、普段から健康な心身を作っておくことが肝心です。
冬至の養生法を実践して、寒さに負けない健康な体を作りましょう!
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年末年始の休業日は下記の通りとさせていただきますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
休業期間:2024年12月31日(火)〜2025年1月4日(土)
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