背骨と内臓の関係
首や肩こりだけでなく、背中全体が凝り固まって、不調を感じることもあると思います。
背中の表層部は大きな筋肉でおおわれていますが、その内側には背骨の頸椎や肋骨をつなぐ、たくさんの細い筋肉が集まっています。
姿勢が悪かったり、長時間同じ姿勢でいたりすると、筋肉のバランスに偏りができてしまい、首、肩、腰、お尻といったさまざまな部位で疲労や凝りを感じるようになります。
また、背骨には内臓につながる神経も通っているので、背中の筋肉をほぐすことによって、背中の痛みだけでなく、内臓の不調を予防することにもつながります。
たとえば俯いた姿勢が多いと、そこにある内臓が圧迫され胃に不調が表れることがあります。
もちろん、胃そのものに原因がある場合もありますが、背中の筋肉をほぐすことで胃痛が和らぐこともあるんです。
逆に、内臓の不調を改善することで、背中の痛みが緩和することもあります。
これは内臓と皮膚、筋肉などの関係は、すべて背骨を通じて自律神経反射というもので行われているからです。背骨と内臓をよい状態に保つには、不調に関連する筋肉やツボ押しマッサージがおススメです◎