足のアーチのおかげ
全身のバランスを支えているのは足のアーチです。縦方向のバランスを保っているのは土踏まずの大きなアーチで、もう一つのアーチは足指を踏ん張るときにできるアーチです。この2種類のアーチによって(指先)→(指の付け根)→(かかと)の3点でうまくバランスをとることができています。
横方向のバランスを保っているのは、甲の部分にあるアーチです。足は左右に1つずつあるので横方向のバランスは取りやすくできています。
そしてもう一つの大切なアーチが足指の第一関節~第二関節にかけてのアーチです。このアーチのおかげで地面をしっかりとらえて、立ったり歩いたりすることができています。
これら4つのアーチは私たちがバランスを取りながら複雑な動きをするために大切なアーチです。
土踏まずのアーチは私たちが歩行するときに、伸びたり縮んだりしてバネのような機能をしてくれています。
一方、足指は地面を踏ん張り前進力になっています。足指が上手く機能していないと不自然な部分に余計な力が入って疲れてしまいます。
もしこのアーチが崩れてペタンコの偏平足になってしまったら足~ふくらはぎ、筋肉、靱帯にいたるままで様々な不調が出てきます。
そうならないためにも正しい歩き方を覚えることや正しい靴を選ぶことが重要なポイントとなります。